飲食店【失敗しない開業マニュアル】其の5-立地を考える「ここが良さそう」勘だけで大丈夫?

 

ここまでは漠然としたお店の作り方を書いてきましたが、

いよいよここからは、具体的な店舗作りに関して記載したいと思います。

あなたは、どういう理由で店舗の立地を選んでいますか?

普段の自分の行動範囲で「なんとなく、ここがよさそう」こう考えてる方も多いのではないでしょうか?

私もかつてその一人でした。

土地勘のある場所で、自分の勘を信じるのもいいことだと思います。

しかし自分のお店のターゲットとマッチしているか?もう一度検証してみることをオススメします。

何を誰に売るのか?

例えばお店の看板メニューが「パンケーキ」だったとします。

この場合中年サラリーマンが多いオフィス街よりも女子大の近くのほうが有利でしょう。

「パンケーキ」だとすると、女子、若いなどのキーワードが思い浮かびますので、

若い女子の多そうな所のお店に足を運んでみましょう。

実際に見てみて、「ここなら勝負できる」と思えば、その辺りの空き店舗を探してみましょう。

しかし反対に「ここでの勝負はしんどい」と思うこともあるでしょう!?

当然ながら誰もがそう考えて立地を選びますから競争も激しいです。

その場合は、この辺りには「パンケーキ」のお店がない。

そう!隙間産業を狙うのも一つです。

あえて女子大ではなく、オフィス街を選ぶのも手です。

オフィス街といえど若い女子が居ない訳でもなく、意外と中年のサラリーマンが来る場合もありますから。

それから1番にならなくても自分のお店に利益が出るだけのお客さんが来ればいいわけですから。

アクセスをどう考えるか?

まずお客さんが、徒歩で来るのか自転車で来るのか、公共の交通機関を利用するのか、

車で来るのか考えてみましょう。

お酒をメインに扱うなら駅前が有利ですが、車利用が多いなら駐車場の少ない駅前は不利ですよね。

ここも「何を誰に売るのか?」で変わってきます。

先日、マネーの虎で有名だった「なんでんかんでん」の社長がしくじり先生という番組に出ていたのですが、

お店が傾いた原因は「路上駐車の取り締まりだった」と言ってました。

路上駐車の取り締まりが厳しくなったのは、時代の流れもありますが、

そもそも路面のラーメン店は車で来る人が多いように思いますので、

この辺も少し甘い考えだったのかも知れませんね。

お店を取り巻く環境も変化しますので、当初の立地はもちろん、近い将来の予測も少しは必要ですね。

家賃は安い方がいい?

家賃は安いほうがいい!ほとんどの人がそう思っていると思いますが、本当にそうでしょうか?

全く同じ条件なら家賃が安いほうがいいに決まってますよね。

しかし家賃が高いのは、それなりに理由があるものです。

建物が新しい、広さが広い、駅から近い、などが理由になりますが、

その中でも「集客のいい場所」は高くても検討してみて下さい。

私の知人が昔、繁華街で居酒屋をオープンしました。

プレオープンにそのお店に招かれたのですが、「あ~これは失敗するな」すぐそう思いました。

このお店は若い店長に全てお店作りを任したそうで、全てにおいて素人なお店でした。

しかし私の予想に反して、それなりにお客さんが入り、

いい時は月の売り上げが1000万円を超えていたそうです。

こんなずさんな店作りでも、好立地だとすごいな~!と当時とても関心したのを覚えています。

その後結局1年程で閉店となりましたが、少しの期間でもこの売り上げを上げるってことはスゴイ事です。

間口の狭いそうたいしていいお店でもありませんでしたが、とにかく人通りの多い場所でした。

家賃が高いとハードルが高くなるので勇気が要りますが、

このように場所だけで稼げる場所もあることは確かです。

ネットの影響で

お店の立地を考える場合、通常の場合上記の書いたような考え方でいいと思いますが、

今はネットがあります。

前回のブログでも書きましたが、「こんなところにすごい人」といった現象が起きています。

もしあなたが、ネットで集客できる自信があれば、あえて高額な家賃を選ぶ必要もないでしょう。

割安な場所を探してネットで集客すればいいのですから。

いずれにせよ「何を誰に売るか」これがはっきりしていれば、

立地選びも少しは絞りやすくなると思います。

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